体言
たいげん
名詞
標準
uninflectable nominal (in Japanese)
文例 · 用例
* 一体言葉は、それが客観的に通用するためには一応固定されねばならないが、しかしそれが常に変化し発展して行く存在をいい表わすためには絶えず変更されて行かねばならない。
— 戸坂潤 『範疇の発生学』 青空文庫
一体言うと、お前が旅から帰らない中に彼女は嫁けてしまうつもりだった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
それは「用言の語根は体言的の意味あひをもつてゐる」といふことである。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
全体体言といふ名称は形式の上にあるのではあるけれど、こゝには名詞というてしまうてはしつくりとをさまらぬから、かりに意味の上にこの名称を借用した。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
語根が体言的の意味あひをもつてゐるといふと、こゝに自然と名詞語根説と語根名詞説とが対立してくる。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
かなしむは形容詞から来たもので誰もかなしむからかなしといふ語が出来たとはいふまい(このかなしむのかなしは体言である事は後にいふ)。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
これを体言的(意味上の)に借用して、むとかるとかいふ用言にうつす接尾語をつけたのであつてみれば、誰しもそゝ、よゝはそゝる、よゝむの語根から出たのだとは主張すまいとおもふ。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
かくす、かくむ、かこふ、かくるは、このかくといふ体言的の語があつて後に出来た語である事はいなまれぬ。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
作例 · 標準
日本語の文法では、体言は主語や目的語になることが多い。
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この詩は、体言止めを効果的に用いることで、読者に強い印象を与えている。
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「先生、この単語は体言ですか、それとも用言ですか?」生徒が質問した。
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