貸借
たいしゃく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #17516 · 青空 108 例
標準
loan
文例 · 用例
「小指は高くゝりの覚」で貸借の争議を示談させるために借り方の男の両手の小指をくくり合せて封印し、貸し方の男には常住坐臥不断に片手に十露盤を持つべしと命じて迷惑させるのも心理的である。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
出資者は金を出す、事業経営者は二流担保ではあるが担保を出すことまでは極つたが、貸借は直接関係でしたくはない。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
「このばあい、貸借なんて問題のありようはずがないさ。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
家の貸借に関する様様の証書も何ひとつ取りかわさず、敷金のことも勿論そのままになっていた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
店を人に譲り総ての貸借関係を果すと、少しばかり余裕の金が残った。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
金銭の貸借、一切、まかりならん。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
債権無視、貸借関係の棒引、即ち徳政はレーニンなどよりずっと早く施行された。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
即ち貝を吹き鐘を敲いて、徳政の令一度発せられるや、貸借はその瞬間に消滅するのであった。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
作例 · 標準
この取引は、個人間の貸借関係を明確にするためのものです。
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銀行は、中小企業への貸借に積極的だ。
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友達との間での金銭の貸借は、トラブルの元になりやすいから注意が必要だよ。
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