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憂き目

うきめ
名詞頻度ランク #34520 · 青空 153
1
標準
bitter experience
文例 · 用例
まるで、私が自身で、そんな憂き目に逢ったかのように、私は、ひとりで苦しんでおりました。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
丙は時として荊棘の小道のかなたに広大な沃野を発見する見込みがあるが、そのかわり不幸にして底なしの泥沼に足を踏み込んだり、思わぬ陥穽にはまって憂き目を見ることもある。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
乗り合いは再び地上の瀾に盪られて、浮沈の憂き目に遭いぬ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
「負け碁は兎角あとをひく也」で、良正は独力の及ぶ可からざるを以て下総介良兼(或はいふ上総介)に助勢を頼んで将門に憂き目を見せようとした。
幸田露伴 平将門 青空文庫
本邸へ引取られて後のわたくしの憂き目を察したものでしょうか。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
君にいかなる憂き目をか見せんとする。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
なかなか面白いものもそろえてあった文庫も、丸ごと廃刊の憂き目を見ました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
彼も※れ難き義理に迫りて連帯の印捺きしより、不測の禍は起りてかかる憂き目を見るよと、太く己に懲りてければ、この際人に連帯を頼みて、同様の迷惑を懸くることもやと、断じて貫一の請求を容れざりき。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
例句