不遇
ふぐう
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #27586 · 青空 390 例
標準
misfortune
文例 · 用例
すべて貧困の家に育ち、肉親の愛にめぐまれずして家庭的、環境的の不遇に成長した人々は、そのかつて充たされなかった心の飢餓を、他の何物にも増して熱情するため、後に彼が一家の主人となった場合、その妻子の忠実な保護者となり、家庭を楽園化することに熱心である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
不遇を尊敬したことがなかったか。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
蕪村は不遇の詩人であった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
すべての天才は不遇でない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ただ純粋の詩人だけは、その天才に正比例して、常に必ず不遇である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
殊に就中蕪村の如く、文化が彼の芸術と逆流しているところの、一の「悪しき時代」に生れた者は、特に救いがたく不遇である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
彼の別の句愚に耐えよと窓を暗くす竹の雪 もこれとやや同想であり、生活の不遇から多少ニヒリスチックになった、悲壮な自嘲的感慨を汲むべきである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
時流に超越した人の不遇思うべしである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、不遇と機会の欠如のために自分の才能が無駄にされていると感じていた。
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