僻み
ひがみ
名詞頻度ランク #42452 · 青空 136 例
標準
prejudice
文例 · 用例
私はたいてい当選者は決まっているだろうと僻み根性を出して、傍観していたら、どうしたことか、私が最高点に当選していた。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
しかし少年の一点の僻みも屈託もない顔つきと行雲流水のような行動とは人々の心に何か気分を転換させ、生活に張気を起させる容易なものがあったらしい。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
孤児とある以上、多少、捻くれや僻みがあっても致し方はない。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
その男は橋の傍のいかけ師の主人でもとは相当の家だったが、先代から微禄したのを私の家の勢力の為だと思い僻み、こんな悪苛めもするのである。
— 岡本かの子 『橋』 青空文庫
しかし少年の一点の僻みも屈托もない顔つきと行雲流水のような行動とは人々の心に何か気分を転換させ、生活に張気を起させる容易なものがあったらしい。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
用事がなければ行く、さもなければ忙しい彼に忙しい時間を割かす程の必要もないと思つて、多少の嫉妬と僻みとを交へた感じで白川は疎々しくなることを望ましい事とは思はぬながら足は彼の門から遠ざかつた。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
もう一つには、こっちが相手を小身者と侮ると同時に、相手の方では大身に対する一種の妬みと僻みがあった。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
」 加世子の話をすると、均平はいつも凹まされるのだったが、それは均平の心を安めるためのようでもあり、恵まれない娘時代を過ごした彼女の当然の僻みのようでもあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
彼の出世を素直に喜べないのは、自分の中に僻みがあるからだろう。
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同僚の成功に対して「運が良かっただけだ」と言うのは、単なる僻みに過ぎない。
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僻みから出た言葉は、結局は自分自身の評判を落とすことになってしまう。
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