不用心
ぶようじん異読 ふようじん
形容動詞名詞多音語
標準
unsafe
文例 · 用例
それで、用心のいい人は毒瓦斯に充ちた工場で平気で働き、不用心な人は大地で躓いてすべって頭を割るのであろう。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
棄て置けば狐狸の棲処、さもないまでも乞食の宿、焚火の火|沙汰も不用心、給金出しても人は住まず、持余しものになるのを見済まし、立腐れの柱を根こぎに、瓦屋根を踏倒して、股倉へ掻込む算段、図星図星。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
何も怖い物は出やあしめえと思うけれど、なにしろ山の中の夜道は不用心で、足を一つ踏みはずしても大変だ。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
『まつたく不用心でござります。
— 岡本綺堂 『小夜の中山夜啼石』 青空文庫
帰途、買い物にでもまわったのであろうと思って、僕はその不用心にもあけ放されてあった玄関からのこのこ家へはいりこんでしまった。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
」 家来たちの不用心な私語である。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
不用心だ、困る、なんてね。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
公子 ところが、敵に備うるここの守備を出払わしたから不用心じゃ、危険であろう、と僧都が言われる。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
作例 · 標準
夜遅くに一人で出歩くのは、非常に不用心だ。
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貴重品を不用心に持ち歩いていたため、盗難に遭ってしまった。
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火の始末を不用心にすると、火災の原因になりかねない。
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