無防備
むぼうび
形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #17642 · 青空 37 例
標準
defenseless
文例 · 用例
婦女子ばかりの無防備の家に、夜盜のやうに忍び込んで、爺さんひとりを大勢かかつて殺してしまふのですからね。
— 太宰治 『大恩は語らず』 青空文庫
無防備の足や手や顏やは到るところ血を吸はれ、腹のふくれたぐみのやうな蚊を眼に見ながら、手はそれを追ふことが出來ないといふやうなこともあつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
あなたがたは、広島と長崎という、ほとんど無防備にちかい都市の非戦闘員にむかって、まえもっての警告なしに原爆を落した。
— 三好十郎 『アメリカ人に問う』 青空文庫
そのとき、無防備な車の画像が眼底の膜に焼きつく。
— THE IDEAL 『理想』 青空文庫
――無防備に近づき過ぎれば彼を警戒させてしまう。
— O. H. ダンバー O. H. Dunbar 『感覚の殻』 青空文庫
機会はきた、憎々しいイングランドは、開けっ放しの無防備のまま、彼の目の前に横たわっている。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
裏にある地下貯蔵室の窓が無防備にぽっかり口をあけ、都合の良い開口部を作り出していた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
その一端は遠からぬ昔にどさっと落ちたはずのケースの山で、他端は、想像を超えた深淵へと無防備に口を開く、じめじめした冷風を吐く不穏な落し戸だったからだ。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
作例 · 標準
彼はソファの上で無防備に寝入っており、その顔からは日頃の緊張感が消えていた。
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セキュリティソフトを導入していないパソコンは、ウイルスに対して全くの無防備だ。
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無防備な背中を見せた瞬間、対戦相手の鋭い一撃が繰り出された。
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