ドラ
ドラ
名詞
標準
dora
文例 · 用例
しかし泳ぎの達人であった王は、盾の下で鎖帷子を脱ぎ捨てここを逃げのびてヴェンドランドの小船に助けられたといううわさも伝えられた。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
昨日の雨でぐじゃぐじゃになった新開街路を歩いているとラジオドラマの放送の声がついて来る。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
「あけてはならぬ」と言はれると、なほ、あけて見たい誘惑を感ずると云ふ人間の弱點は、この浦島の物語に限らず、ギリシヤ神話のパンドラの箱の物語に於いても、それと同樣の心理が取りあつかはれてゐるやうだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
しかし、あのパンドラの箱の場合は、はじめから神々の復讐が企圖せられてゐたのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「あけてはならぬ」といふ一言が、パンドラの好奇心を刺戟して、必ずや後日パンドラが、その箱をあけて見るにちがひないといふ意地惡い豫想のもとに「あけるな」といふ禁制を宣告したのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
するとこの龍宮のお土産も、あの人間のもろもろの禍の種の充滿したパンドラの箱の如く、乙姫の深刻な復讐、或ひは懲罰の意を祕めた贈り物であつたのか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
これに依つて、パンドラの蒼白の頬にも、幽かに血の色がのぼつたといふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
印度の何とか称する貴族で、デッキパッセンジャーとして、アメリカに哲学を研究に行くと云う、青年に貰った、ゴンドラの形と金色を持った、私の足に合わない靴。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
作例 · 標準
麻雀で、ドラを引くと点数が高くなる。
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彼はドラを重ねて、一気に満貫に到達した。
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この牌はドラだから、捨てるのはもったいない。
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