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おかしみ

おかしみ
名詞
1
標準
humor
文例 · 用例
「どれ、どれ、どこにその星が……」郭光はおかしみたつぷりにそう言つた。
太宰治 地図 青空文庫
女は笑いながら、しかし拵えたものでなく、自然に、このことをおかしみ笑える自分を、男に見せられなかったのを残念に思った。
岡本かの子 富士 青空文庫
なべてものの死というものの、何かおかしみがありながら頭を下げずにはいられない神秘を女は見透した。
岡本かの子 富士 青空文庫
それは栄養不良の子供が一人前の女の嬌態をする正体を発見したような、おかしみがあったので、彼はつい失笑した。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
藩兵になって日比谷の藩公邸の長屋にいた時分の話なども、なんべん同じ事を聞かされても、そのたびに新しいおもしろみとおかしみを感じさせた。
寺田寅彦 亮の追憶 青空文庫
この哀れとおかしみとはもはや物象に対する自我の主観の感情ではなくて、認識された物の本情の風姿であり容貌である。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
焼味噌の塩味香気と合したその辛味臭気は酒を下すにちょっとおもしろいおかしみがあった。
幸田露伴 野道 青空文庫
一平氏のには、多くの場合にそうであるように、おかしみの底に人情味が流れていて噛みしめるとあわれがにじみ出す。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「humor」である。
「humor」という意味で使われることが多い。
humor」という概念は重要だ。
その出来事は「humor」の良い例だ。