逸らす
そらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #29742 · 青空 96 例
標準
to turn away (one's eyes, face, etc.)
文例 · 用例
そしてある種の気質の者だったら、この注意をまた他へ逸らすために、なんとか骨を折ってみなければならんとすぐに感じたろう。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
しかし、凶行の真の現場から注意を逸らす目的で、あの品物が茂みのなかへ置かれたのだという嫌疑には、そのほかにも根拠がないわけではない。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
道理ある言葉でも、廣岡や畑浦などから出たものは、そのまま素直に聞き入れぬ、何か一ぺん脇へ逸らすか、押し戻すかしてもとの形を少しでも變へてからでなくては、受け取ることを肯じないのであらう。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
彼は未来を、これからを、よりましな「何ものかであろう」ところの明日から目を逸らすことが出来ない。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
しゞまを守り遂げることの外には神の語の威力を逸らす方法がなかつた。
— 折口信夫 『日本文学における一つの象徴』 青空文庫
私どもは延若の扮した老乾児の為に泣かうとする情を逸らすのに容易でなかつた。
— 折口信夫 『実川延若讃』 青空文庫
処が古代人の家屋に対する信仰や習癖が、特殊な機会に、古くから外界に向いてゐた眼を逸らす事なく、譬喩化する事なく、人事以外の物を詠む事に価値を認める心を養うて居た。
— 折口信夫 『叙景詩の発生』 青空文庫
お気合いの悪いところへよけいなことばかりお訊ねして、もう何にも申しますまい」 こう言って、おしおは相手の気を逸らすように、ほかの事に話しを移した。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
作例 · 標準
彼は気まずそうに目を逸らした。
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質問には答えず、話を逸らすのが彼の常套手段だ。
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恥ずかしさから、私は思わず顔を逸らしてしまった。
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標準
to displease
作例 · 標準
彼の不用意な発言は、彼女を大いに逸らしてしまった。
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部下の失敗が、上司の機嫌を逸らした。
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彼は冗談のつもりが、かえって相手を逸らしてしまった。
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標準
to miss (the target, ball, etc.)
作例 · 標準
狙いが甘く、的に当たらず逸らしてしまった。
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ピッチャーはコントロールが悪く、ボールを大きく逸らした。
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彼のシュートはゴールを大きく逸らし、観客からため息が漏れた。
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