多食
たしょく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
one who generally eats a lot
文例 · 用例
かように豕の性質について善い点を探れば種々多かるべきも、豕が多食・好婬・懶惰で穢い事を平気というは世に定論あり。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
朝飯なほ腹に充ちたれば、少年多食の芳文さへ欲しがりもせず、繪端書ばかりを買ひ、休息すること三十分にして去る。
— 大町桂月 『碓氷峠』 青空文庫
その上に頗る多食家であって、親しい遠慮のない友達が来ると水菓子だの餅菓子だのと三種も四種も山盛りに積んだのを列べて、お客はそっちのけで片端からムシャムシャと間断なしに頬張りながら話をした。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
それを多食する吝嗇の女房はよく眼を病んで堀端で鍋を洗つてゐた。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
一二四―一二六かく我等は二の縁の一を傳ひて、幸なき報のともなへる多食の罪の事をきゝつゝこゝを過ぎ 一二七―一二九後身を寛にしてさびしき路を行き、いづれも言葉なく思ひに沈みて裕に千餘の歩履をはこべり 一三〇―一三二汝等何ぞたゞみたり行きつゝかく物を思ふや。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
多食と美食とで豚のように肥え太りながら、老来ますます健啖で、二三日に亘る長夜の宴にも、最後まで踏み止まるだけの力を持っていました。
— ――近代伝説―― 『立札』 青空文庫
第十一 門違い 手料理を人に饗するものは先方の胃袋が堪うると否とに頓着なく多食せらるるを快となす癖あり。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
譬えて言えば脳の機械へ注すべき油を胃の方へ取ってしまうからだね」中川「サア大体においてはそうに違いないが、近頃研究したる最新の学説によると多食した後に脳の鈍くなるのは食物の中毒作用というね。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
作例 · 標準
彼は昔から多食で知られ、学生時代は学食のメニューをすべて完食していた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
多食の習慣が祟って、健康診断で生活習慣病の予備軍だと診断されてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「本当に多食だね。そんなに食べてお腹は大丈夫?」と友人に驚かれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview