姿を見せる
すがたをみせる
表現動詞-一段
標準
to show up
文例 · 用例
「第一、病中は、其の取乱した姿を見せるのを可厭がつて、見舞に行くのを断られた自分ではないか。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
あたたかい時候には時々姿を見せるが、寒中には、どうしているかさっぱり見えない。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
彼等は勿論深山の奥に棲んで、滅多に姿を見せることは無いが、時としては里に現われて食物を猟る。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
平山婆の噂があまり高くなったので、息子夫婦はそこにいられなくなって、別の炭坑地へ引越したが、そこにも爺さんと婆さんがやはり壁厨の中に姿を見せるので、又別の家へ移ったが、そこへも爺さんと婆さんは蹤いて来た。
— 田中貢太郎 『平山婆』 青空文庫
古着屋の田中の新ちゃんはすでに若い嫁をもらっており、金助の抱いて行った子供を迎えにお君が男湯の脱衣場へ姿を見せると、その嫁も最近生れた赤ん坊を迎えに来ていて、仲よしになった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
自分は自分が思っている程自分ではなく、今から八十五年前北海の風波や海霧に苦しみながら、干潮の時だけ姿を見せる・此の魔の岬と、実際に戦ったことがあるのだ、と、確かにそう思えて来る。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
古着屋の田中新太郎は既に若い嫁をもらっており、金助の抱いて行った子供を迎えに、お君が銭湯の脱衣場へ姿を見せると、その嫁も最近生れた赤ん坊を迎えに来ていて、仲善しになった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
いったいにわれにもあらず興奮した姿を見せるのは、かねがね醜態ということに決めているのである。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
彼はパーティーの終盤になってようやく姿を見せた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
雲の間から月がひょっこりと姿を見せた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
絶滅したと思われていたライチョウが、数十年ぶりに山頂付近で姿を見せた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview