霊水
れいすい
名詞
標準
miraculous (miracle-working) water
文例 · 用例
手をあげて黒髪をおさえながら腋の下を手拭でぐいと拭き、あとを両手で絞りながら立った姿、ただこれ雪のようなのをかかる霊水で清めた、こういう女の汗は薄紅になって流れよう。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
またわれわれの科学的想像力の枯渇した場合に啓示の霊水をくむべき不死の泉である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
修法の霊水、本尊に供えたところの清水を頂かせると、それは甘美の清水であるので、病人は心から喜んで飲んで、そして定基を見て微かに笑う、其の此世に於て今はただ冷水を此様に喜ぶかと思うと、定基は堪らなく悲しくて腹の中で泣けて仕方がなかった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
手をあげて黒髪をおさへながら腋の下を手拭でぐいと拭き、あとを両手で絞りながら立つた姿、唯これ雪のやうなのを恁る霊水で清めた、恁云ふ女の汗は薄紅になつて流れやう。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
白のまんじゅう笠に黒色|鮮かに秀山霊水と書いてある。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
」 二人使者 十八 欽之助は茶一碗、霊水のごとくぐっと干して、「お恥かしいわけだけれど、実は上野の方へ出る方角さえ分らない。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
そんななまやさしい幽霊水じゃねえんですよ。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
それがひと晩やふた晩じゃねえんで、毎晩知らぬまに、出どころたれどころのわからねえ幽霊水にぐっしょりとぬれているんでね。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
その泉の水は万病に効く霊水として、遠方からも人々が汲みに来る。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼は霊水を求めて、険しい山奥の神社を目指した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
祖母は、この霊水を飲むと不思議と体調が良くなると信じている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro