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津々

しんしん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
gushing
文例 · 用例
(F・O)T 兎も角 当時、宮本武蔵の名は 津々浦々に響き渡っていたS=道場の表 念流剣道指南、森脇左十郎の門外である。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
が、何と云つても探偵小説でその構想の卓拔、トリツクの妙味、筋の複雜、心理解剖の巧さ、文章の流麗、それに可成りな藝術味を加へて、全く興味津々|卷をおほう能はざらしめるものはモオリス・ルブランの作品にまさるものはない。
南部修太郎 探偵小説の魅力 青空文庫
津々浦々に海の幸をすなどる漁民や港から港を追う水夫船頭らもまた季節ことに日々の天候に対して敏感な観察者であり予報者でもある。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
其の修業的旅行という事は、文明の威力で津々浦々山の奥谷の底までが開けた結果として、今日では先ず日本内地では殆ど成り立たない事になりました。
幸田露伴 旅行の今昔 青空文庫
しかし現代のジャーナリズムは、まだまだ恐ろしいいろいろの怪物を毎朝毎夕製造しては都大路から津々浦々に横行させているのである。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
御当地は薬が名物、津々浦々までも効能が行渡るんでございますがね、こればかりは看板を掛けちゃ売らないのですよ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
かねてより命じけむ、夜叉羅刹は猶予わず、両個一斉に膝を立てて、深川夫人の真白き手首に、黒く鋭き爪を加えて左右より禁扼、三重襲ねたる御襟を二個して押開き、他目に触らば消えぬべき、雪なす胸の乳の下まで、あらけなく掻あくれば、綾子は顔を赧めつつ、悪汗津々腋下に湧きて、あれよあれよと悶えたまう。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
一旦夫人の情に因って、八方へ遁れた、万綱の配下の兇賊、かねて目指された数をあまさず、府、県、町、村、いうに及ばず、津々浦々にいたるまで、最寄々々に名告って出た。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
作例 · 標準
泉から水が津々と湧き出ており、清らかな流れを作っていた。
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彼女の話を聞いていると、知的好奇心が津々と湧いてくるのを感じた。
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その芸術作品からは、作者の情熱が津々と伝わってきた。
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