さらり
さらり
副詞副詞-と
標準
sleek
文例 · 用例
スケッチ風のさらりとした句で、しかも可憐な詩情を帯びてる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
お蝶は惣身の血が一度に凍るように感じられて、あわてて衾を深くかぶって枕の上に俯伏してしまうと、墨塗りの縁をつけた大きい襖がさらりとあいたらしく思われて、着物の裾を永く曳いているような響きが枕に薄く伝わった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
ただその、早附木一つ買い取るのに、半時ばかり経った仔細が知れて、疑はさらりとなくなったばかりであるから、気の毒らしい、と自分で思うほど一向な暢気。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
鼻筋のすっと通ったを、横に掠めて後毛をさらりと掛けつつ、ものうげに払いもせず……切の長い、睫の濃いのを伏目になって、上気して乾くらしい唇に、吹矢の筒を、ちょいと含んで、片手で持添えた雪のような肱を搦む、唐縮緬の筒袖のへりを取った、継合わせもののその、緋鹿子の媚かしさ。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
」 とはらりと落すと、袖で受けたが、さらりと音して、縮緬の緋のしぼは、鱗が鳴るか、と地に辷って、潰島田の人形は二片三片花を散して、枝も折れず、柳の葉末に手に留んぬ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……行かないと心が極まると、さらりと屈託の拔けた状で、「前を通り拔けるばかりで、身體が窘みます。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
」 と婦が袖を合はせる、さらりと簾。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
その代りただでは不可ません、邪慳な姑をさらりと罷めて、慈愛な母親になってやる、と私の前で御誓い下さい。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
シャンプーを変えたら、髪の毛がさらりとした手触りになった。
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この生地は肌触りがさらりとしていて、夏にぴったりだ。
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洗い上がりの肌がさらりとして気持ちいい。
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標準
thin (of a liquid)
作例 · 標準
このスープは、さらりとしていて飲みやすい。
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夏場は、さらりとした口当たりの日本酒が美味しい。
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ドレッシングはさらりとしたタイプが好きだ。
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標準
without hesitation or delay
作例 · 標準
彼は困難な決断をさらりと下した。
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自分の非をさらりと認める潔さがあった。
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彼女は頼まれた仕事をさらりと片付けた。
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