分不相応
ぶんふそうおう
形容動詞
標準
beyond one's means or position
文例 · 用例
彼は寝具だけは身分不相応のものを作っていて、羽根蒲団など、自分で鳥屋から羽根を買って来て器用に拵えていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
むろん奢り贅沢はいけませんが、身分不相応な切り縮め方をして、子供や使っている人を、営養不良色にして得意になっているのは、これまた贅沢の一つです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
彼は寝具だけは身分不相応のものを作っていて、羽根|蒲団など、自分で鳥屋から羽根を買って来て器用に拵えていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
わしは分不相応なことを希つてゐたのだ。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
と云うのは、僧でありながらろくにお経を知らないのみか、身分不相応な金を持っていることであった。
— 田中貢太郎 『風呂供養の話』 青空文庫
アナタに差上るのならばドンナに身分不相応なものでも恥かしくないことが、わかると同時に、日本の国体のありがたさがイヨイヨハッキリと心に映じました。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
しかも、それが威張れば威張るほどツマラヌ奴に見えて来るし、栄耀をすればする程、自分の恥を晒すことになるものですが、不思議なことに、ドンナに身分不相応な事でも、天子様と、神様と、親様の御為にする事なら、決して恥かしくないことがわかりました。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
女中のところへ身分不相応の品物がデパートから届けられた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
学生の身分で高級外車を乗り回すなんて、分不相応な振る舞いだ。
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分不相応なローンを組んで豪邸を建てたが、返済に苦しんでいる。
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私には分不相応な大役を任され、プレッシャーで押しつぶされそうだ。
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