遊興
ゆうきょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #41024 · 青空 195 例
標準
merrymaking (esp. wine and women)
文例 · 用例
一年の生計費を一夜の遊興に費ひ果してしまつた男は、泥醉から醒めて翌日に、生涯決して酒を飮まないことを誓ふであらう。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
ただ一度の遊興は柿江の心をよけい空想的にして、わずかな光も漏らさない窓のかなたに催されている淫蕩な光景が、必要以上にみだらな色彩をもって思いやられた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
随って其時だけの遊興ならば兎こうの論は無いが、若し市郎が其後も柳屋へ通っている様ならば、少しく警戒を加えねばならぬ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
いくら京都が女の都であるとはいえ、モラトリアム措置以来、さすがに木屋町の遊興客も旧円のころよりは少なくなり、相当売れる女でも、まともに稼いでいては月に千円かそこらの収入しかない。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
遊女や売春婦等のいる所へは、絶対に行くことを禁じられていたし、第一親がかりの身では、そんな遊興費の銭を持つことができなかった。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
(ましてX夫人は兼てから文人達の会合等に一種の遊興的気分を撒いて歩く有閑婦人だった。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
ひとに遊興費を支払わせたことが一度も無いというのが、この男の生涯に於ける唯一の必死のプライドだったとは、あわれな話であった。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
この一言に、四郎兵衛は、もうこの客たちに遊興させようなぞという気は微塵も無くなりました。
— 岡本かの子 『茶屋知らず物語』 青空文庫
作例 · 標準
昔の武士は、戦いの合間に酒や歌舞音曲で遊興を楽しんだ。
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