手ぬるい
てぬるい
形容詞
標準
lax
文例 · 用例
やあ衆、手ぬるい、遣れ遣れ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
おそらくは君も、おれのやうな災難を受けたときには、いや、もつと手ぬるい問題にあつてさへ君の日ごろの高雅な文學論を持てあまして、數學はおろか、かぶと蟲いつぴきにさへとりすがらうとするであらう。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫
こんな為事は昔取った杵柄で、梅なんぞが企て及ばぬ程迅速に、しかも周密に出来る筈のお玉が、きょうは子供がおもちゃを持って遊ぶより手ぬるい洗いようをしている。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
八は別当の手ぬるい様子を見て、摩り抜けて潜りの外へ出ようとした。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
やあ、手ぬるい、打て。
— 泉鏡花 『二世の契』 青空文庫
寺社がそもそも手ぬるいからよ。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
が、資本家にとっては、まだ食い足りないことであり、手ぬるいことであり、歯がゆいことであったが、やや「愉快」なことでもあった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
まだ手ぬるいくらいだ。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
作例 · 標準
そんな手ぬるい処分では、再発防止にはつながらないのではないか。
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規則を破った者に対して、あまりに手ぬるい対応をすべきではない。
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彼は自分には甘いが、他人に対しては手ぬるいところがある。
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標準
slow
作例 · 標準
対応があまりに手ぬるいので、問題の解決が大幅に遅れてしまった。
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準備が手ぬるくて、開店時間に間に合わなくなってしまった。
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交渉の仕方が手ぬるいと、相手に主導権を握られてしまう。
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