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けむり異読 けむ・けぶ・けぶり
名詞頻度ランク #5520 · 青空 8272
1
標準
smoke
文例 · 用例
冬の野原を夏の風が行くにが去つた情熱の火が突進するブツカルものもなく――だから不可ない昔からあつたものだのに今新たに起つたものだそれを如何して呉れるい横から眺めてゐるな誰の罪でもない必要ぢやない欲しいだけだ
中原中也 情慾 青空文庫
僕は草に火を点けて、去りゆく光を眺めてゐた。
中原中也 (七銭でバットを買つて) 青空文庫
カヤリのがユラユラと壁に映つて、十一時頃であり、そのうちまた出掛けさうな気配にもなつたりして、時は刻々に過ぎつゝあつた。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
夜景萩原朔太郎高い家根の上で猫が寢てゐる猫の尻尾から月が顏を出し月が青白い眼鏡をかけて見てゐるだが泥棒はそれを知らないから近所の家根へひよつこりとび出しなにかまつくろの衣裝をきこんで突の窓から忍びこまうとするところ。
萩原朔太郎 夜景 青空文庫
私は前夜の飲過ごしでぐつたりして、少し卓子の割合には高過ぎる椅子に腰掛けて、草を喫つたり本を読みかけてみたり、と、急に思ひ出して此の日頃方々で受取つた名刺の整理をしたり、――要するに何の野心もなく、その日第一回の食事を済ましたばかりのところであつた。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
ホオ……と僕はお道化てゐるんだがまだ見ぬ先生に意地の悪い気持を抱いてゐるんだが、草をまづく感じ出すと、飛行機のみならず、洋服掛にまで、異常な好奇心を覚ゆるのであつた――とにかく御幸福なお方であらせられるよ。
中原中也 引越し 青空文庫
そのマストは黒い、それも煤のやうに黒い、――黒い、黒い、黒い……それこそはあの有名な旅順閉塞隊が、沈めた船のマストなのである。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
それから彼は夕刊をみながら、草を吹かすのであつた。
中原中也 古本屋 青空文庫
作例 · 標準
遠くの山からが上がっているのが見えた。
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焚き火のが目に染みて、涙が出た。
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「火事だ!」「どこからが出てるんだ!?」
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煙(けむり) — 幻辞.com