西京
さいきょう
名詞名詞-の形容詞
標準
western capital
文例 · 用例
七十にもなって、跣足で西京の本願寺へ詣でるのが、この辺りの信者に多いので、これは飛騨の山中あたりから出て来たのが、富山に一泊して、朝がけに、これから加州を指して行くのである。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
郷土史談に採録する、石川縣の開化新開、明治五年二月、其の第六號の記事に、先頃大阪より歸りし人の話に、彼地にては人力車日を追ひ盛に行はれ、西京は近頃までこれなき所、追々盛にて、四百六輌。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
そは兎まれ角まれ、小児の年の初に用ゐて遊ぶ骨牌子に記されたる伊呂波短歌などいふも、東京のと西京のとは、いたく異なりて、其の同じきものは四十八枚中わづかに二三枚に過ぎざるぞおもしろき。
— 幸田露伴 『東西伊呂波短歌評釈』 青空文庫
こゝに注意を逃がすべからざる一大現象は、遊廓なるものゝ大にこの時代に栄えたることなり、難波或は西京には古くよりこの組織ありしと雖、江戸にてこの現象の大にあらはれたるは慶長の頃かとぞ聞く(慶長見聞記に拠る)。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
盆の皿には西京の八橋煎餅。
— 山村暮鳥 『小川芋銭』 青空文庫
『西京雑記』にいう、東海の黄公少時|幻を能くし蛇や虎を制するに赤金刀を佩ぶ、衰老の後飲酒度を過ぐ、白虎が東海に見れたので例の赤刀を持ち厭に行きしも術行われず虎に食われた、年老の冷水でなくて冷酒に中ったのだ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
彼女は西京の生れにて、相当の家に成長せしかど、如何なる因縁にや、女性にして数※芸者狂いをなし、その望みを達せんとて、数万の金を盗みし酬いは忽ちここに憂き年月を送る身となりつ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
どうせ毎日用は無いのだから、田舎でも、東京でも西京でも、好きな所へ行つて遊ぶのです。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作例 · 標準
平安京遷都以前、奈良が日本の都であり、その後、西京(京都)へと移った。
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西京焼きは、味噌漬けにした魚を焼いた、京都の伝統的な料理だ。
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「西京の風情ある街並みを歩くのは、まるでタイムスリップしたかのようだ。」
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