洛西
らくせい
名詞
標準
western Kyoto
文例 · 用例
むかし、足利尊氏は洛西等持院の境内にあった一本の松をこの上もなく愛していた。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
この十二月に洛西の大原野の行幸があって、だれも皆お行列の見物に出た。
— 行幸 『源氏物語』 青空文庫
電車のきく北野の終点まで行って、そこから俥で洛西の郊外の方に出ると、そこらの別荘づくりの庭に立っている楓葉が美しい秋の日を浴びて真紅に燃えているのなどが目についた。
— 近松秋江 『狂乱』 青空文庫
京都では、洛西の樫原が古来第一となっている。
— 北大路魯山人 『筍の美味さは第一席』 青空文庫
洛西嵐山の渡月橋を渡って、山の裾を七、八丁登ると、そこに嵐山温泉というのがある。
— 北大路魯山人 『鮎の試食時代』 青空文庫
洛西の山口薫次郎から旅費を貰い、評判の惣髪を奴びんに剃り落して商人に化け、備中|連島の三宅定太郎を頼って、さしづめ別宅の鉄物店に番頭と称して居ることになったがその後一年ばかり、本人手記によると、「商賈に変じ、陶朱公たらんと欲し、屡々利貨を失ふ」。
— 服部之総 『志士と経済』 青空文庫
その門下からでた吉田光由は洛西嵯峨の角倉家の一族にして、著わすところの『塵劫記』は極めて広く行われた。
— 三上義夫 『和算の社会的・芸術的特性について』 青空文庫
洛西御室(主として)に窯を築いて焼いた。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫
作例 · 標準
洛西の竹林は、訪れる人々を幻想的な世界へと誘う。
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彼女は洛西に住んでいて、毎日観光客の多い嵐山を通り抜ける。
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洛西には歴史ある寺社が多く、散策に最適だ。
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