仙骨
せんこつ
名詞
標準
sacrum
文例 · 用例
仙骨あるものは登臨の快を取りて予が言の欺かざるを悟るべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
九州福岡の民政系新聞、九州日報社が政友会万能時代で経営難に陥っていた或る夏の最中の話……玄洋社張りの酒豪や仙骨がズラリと揃っている同社の編集部員一同、月給がキチンキチンと貰えないので酒が飲めない。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
その時の妙に仙骨を帯びた顔をありあり見るように思うが、これはあるいは私の錯覚であるかもしれない。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
われら仙骨を持たない身も、この雲はかつ踏んでも破れぬ。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
いかに仏心仙骨の保胤でも、我ながら、我がおぞましいことをして退けたのには今さら困じたことであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
彼の文は蘇峰の筆に学び得たりと思はるゝ節なきにあらねど、一種の独創あり、趣味あり、観察あり、感慨あり、教訓あり、仙骨あり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
仙骨を帯びているようなところもあるが、どうもまだ、はっきりはわからない。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
俗臭を帯びながらどこか仙骨を帯びてもいる。
— 平林初之輔 『江戸川乱歩』 青空文庫
作例 · 標準
自転車で転倒し、仙骨を強打してしまった。
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レントゲン写真で、仙骨の形状を確認した。
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「仙骨のあたりに鈍い痛みがあるんです。」と患者は医師に訴えた。
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標準
hermitry
作例 · 標準
山奥にひっそりと佇む仙骨で、彼は隠遁生活を送っていた。
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その古びた建物は、かつて隠者が住んでいた仙骨だと伝えられている。
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「俗世間から離れた仙骨で、静かに瞑想にふけりたい。」と彼は願った。
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ウィキペディア
仙骨 とは、脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨で、骨盤の上方後部であり、くさびのように寛骨に差し込まれている。その上部は腰椎の最下部と結合しており、下部は尾骨と結合している。
出典: 仙骨 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0