尾骨
びこつ
名詞
標準
coccyx
文例 · 用例
例えば、われわれに尾骨があるからといって未だ一度も尻尾を振ってみたい欲望を催したことはないですぞ、ダリア君」「それは暴論というものですわ。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
尾骨のことと内耳迷路の平衡器官のこととは一しょに論じられませんわ。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
尾骨の方は、今は全然動かないのですよ。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
人間はまだまだ原始の尾骨痕跡を持つ生き物にすぎないようだという反省を、「新・平家物語」の上では書こう。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
)御坊、なぞこの世の中にはまことなき奴儕がはびこつて、正しきものが虐げられるのでござらうな。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
義雄の書齋が薄暗いのは、仙石屋敷の高臺から續く傾斜地――そこは泰養寺の山と云はれてゐる――の檜の木の大木や、枝のはびこつた松や、大きな椿や、江戸自慢といふ太い櫻やの影が追ひかぶさつてゐる上に、十數年を經た樹木がまた室近く繁り込んでゐる爲めばかりではない。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
腕や脚一面に糜爛した腫物がはびこつてゐた。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
見れば二羽の鴉が犬とすれ/\の低さにまで下つて、あつちに飛びこつちに飛びして、がア/\と啼き騷いでゐる。
— 若山牧水 『鴉と正覺坊』 青空文庫
作例 · 標準
スキー場で派手に転んで尻もちをついてしまい、尾骨のあたりにしばらく鈍い痛みが残った。
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長時間のデスクワークで尾骨が痛むため、円座クッションを椅子に敷いて対策している。
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「尾骨はかつて人間が持っていた尻尾の名残で、進化の過程で退化したものなんですよ」
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