萌芽
ほうが
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #26174 · 青空 238 例
標準
germination
文例 · 用例
この日初めて民子を女として思ったのが、僕に邪念の萌芽ありし何よりの証拠じゃ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
山脈や河流の交錯によって細かく区分された地形的単位ごとに小都市の萌芽が発達し、それが後日封建時代の割拠の基礎を作ったであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
磁石の作用を考えている中に「感応」の観念の胚子、「力の場」「指力線」などの考えの萌芽らしいものも見られる。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
しかしこの物の形の基礎には立体的正多面体の基本定型が伏在していて、条件によってその中の格好なものが成長の萌芽となるであろうという想像がついたようである。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
それにかかわらず現在においてこの方面を開拓しようとする運動の萌芽すらわが国のどこにも認められないのは残念なことである。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
風雅の精神の萌芽のようなものは記紀の歌にも本文の中にも至るところに発露しているように思われる。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
けれども私は衝動がそのまま芸術の萌芽であるといったことはない。
— 有島武郎 『想片』 青空文庫
その衝動の醇化が実現された場合のみが芸術の萌芽となりうるのだ。
— 有島武郎 『想片』 青空文庫
作例 · 標準
春の暖かな雨が降った後、庭のあちこちで土の中から新しい命の萌芽が見られた。
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農家の彼は、大切に育てた種籾が順調に萌芽しているのを見て、安堵の表情を浮かべた。
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この植物の種は、一度冬の寒さを経験しないと萌芽しないという特殊な性質を持っている。
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標準
early sign
作例 · 標準
彼の斬新なアイデアには、未来の産業を大きく変える可能性の萌芽が感じられる。
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ルネサンス期には、近代科学につながる新しい考え方の萌芽が、様々な分野で見られた。
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二人の若き芸術家の出会いが、後に世界を席巻することになる新しい芸術運動の萌芽となった。
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