白装束
しろしょうぞく
名詞
標準
white clothing
文例 · 用例
」「誰か趣向をしたんだね、……もっとも、昨夜の会は、最初から百物語に、白装束や打散らし髪で人を怯かすのは大人気無い、素にしよう。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
白装束をして頭髪をふり乱した背の高い女の姿が窪地のむこうの岩山の腰に露われて、それがむこうの方へ往こうとした。
— 田中貢太郎 『立山の亡者宿』 青空文庫
それまでに伯父の身体はすっかり白装束に着換えさせられていた。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
門が外側へまわったとたん、なにか白装束のものが彼の腕にがらがらと落ちかかってきたのだ。
— THE PREMATURE BURIAL 『早すぎる埋葬』 青空文庫
黒髪を長く肩を分けて蓬に捌いた、青白い、細面の婦が、白装束といっても、浴衣らしい、寒の中に唯一枚、糸枠に立てると聞いた蝋燭を、裸火で、それを左に灯して、右手に提げたのは鉄槌に違いない。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
「いろいろ御厄介をかけてあいすみません、では後のところをよろしくお願い申します」 吉平は白装束になって、前の三宝に載せた短刀を執りあげた。
— 田中貢太郎 『義人の姿』 青空文庫
」 翌る晩になると、例の男は甲斐々々しい白装束で、長い刀を引つこ抜いて待つてゐた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
そして雪明かりで、部屋のうちに女、――全く白装束の女、――を見た。
— YUKI-ONNA 『雪女』 青空文庫
作例 · 標準
巡礼者は、神聖な場所へと向かう道中、質素な白装束を身につけていた。
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伝統的な神事では、参加者は穢れを清めるために白装束を着用する。
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花嫁は、純白の白装束に身を包み、厳かな雰囲気の中で式を挙げた。
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