見惚れる
みほれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be fascinated (by)
文例 · 用例
カバレットのキャラバン、酒場から酒場へ近道の建札、夜の美粧院に吊された青蛙の料理写真にしたらんたん、足の化粧法、日本人を日本人らしく見せない整型学、醜いものをグロテスクにするための進歩主義、あわただしい木馬競走に見惚れる観衆の喝采。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
それほど彼等は人間離れのした装飾物となってお互いに見惚れることにわれを忘れている。
— 岡本かの子 『オペラの辻』 青空文庫
少女は一寸伸び上り、おとなしく西原氏と眞向きの椅子に腰をかけると、眼ばたきもせず、しげしげと西原氏の顏を見惚れるのだつた。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
」 夫人はこれを聞くうちに、差俯向いて、両方引合せた袖口の、襦袢の花に見惚れるがごとく、打傾いて伏目でいた。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
美男のうへ、念入りの化粧をしたので、芸子女中まで見惚れるくらゐだつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
見惚れるに無理はないわいの。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
朱の盤 いやさ、見惚れるに仔細はないが、姥殿、姥殿はそこに居て舌が届く。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
おゝ、然ういへば沢山古い昔ではない、此の国の歴々が、此処に鷹狩をして帰りがけ、秋草の中に立つて居た媚かしい婦人の、あまりの美しさに、予ての色好み、うつかり見惚れるはずみに鞍を外して落馬した、打処が病のもとで、あの婦人ともを為せろ、と言ひ死に亡くなられた。
— 泉鏡花 『二世の契』 青空文庫
作例 · 標準
ショーウィンドウに飾られたドレスの美しさに、思わず見惚れてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼の流れるようなピアノ演奏に、会場中がうっとりと見惚れている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
夕焼け空があまりに綺麗だったので、足を止めてしばらく見惚れていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview