駿馬
しゅんめ異読 しゅんば
名詞
標準
swift horse
文例 · 用例
令史の家に駿馬あり。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
初更に至るや、病める妻なよやかに起きて、粉黛盛粧都雅を極め、女婢をして件の駿馬を引出させ、鞍を置きて階前より飜然と乘る。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
喘ぐ馬を驅る 日曜の朝、毛竝の艶艶とした二頭の駿馬を驅つて、輕洒な馬車を郊外の竝木路に走らせる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
大江ノ匡衡は、と御尋ねあれば、鋭士数騎、介冑を被り、駿馬に鞭打って、粟津の浜を過ぐるにも似て、其|鉾森然として当るものも無く見ゆ、と申す。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
其文章の英気があって、当時に水際だっていたことは、保胤の評語に、鋭卒数百、堅甲を※き駿馬に鞭うって、粟津の浜を過ぐるが如し、とあったほどで、前にも既に其事は述べた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
況や千里の駿馬は自らにして駑馬よりは多くを行き、大才厚徳の士は常人よりは人世の旅行を多くして、常人の到達し得ざる處に到達せんとするもの故、其の遭遇する各種の不快、不安、障礙蹉躓は、隨つて多いのであるから、其努力が常人を越えて居るのは云ふ迄もない。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
駿馬名ハ騅、常ニ之ニ騎ス。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
考えることの嫌いな彼は、イライラしてくると、いつも独り駿馬を駆って曠野に飛び出す。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
その駿馬は、レースで驚異的な速さを見せ、観衆を魅了した。
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彼はまるで駿馬のように、軽やかに、そして力強く駆け抜けた。
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「あの馬は本当に駿馬だね、その気品と速さには感銘を受ける。」
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