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駄馬

だば異読 だうま
名詞
1
標準
packhorse
文例 · 用例
河は凍って、その上を駄馬に引かれた橇が通っていた。
黒島傳治 雪のシベリア 青空文庫
駄馬にも篠の鞭、という格で、少しは心に勇みを添えられる。
幸田露伴 蘆声 青空文庫
霧が晴れかかった時に、線路の横の畑の中に一疋の駄馬がしょんぼり立っているのが見えた。
寺田寅彦 異郷 青空文庫
駄馬が、ちゃんちゃんと頸の鈴ならして震えながら、よろめき歩くのに適した町だ。
太宰治 八十八夜 青空文庫
見たまえ、鍛冶工の前に二頭の駄馬が立っているその黒い影の横のほうで二三人の男が何事をかひそひそと話しあっているのを。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
帰れ帰れ」と追い帰し、重い荷物は各自分担して、駄馬のごとく、背に負い、八溝山万歳を三呼して廃殿を立ち出でた。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
市場へ急ぐ野菜車の響やら近在から出て來た炭と柴とを付けた駄馬の鈴の音やら、頭に籠を載せた魚賣の女の疳走ツた呼聲やらがたくり車の喇叭の音やら、また何やら喚く聲叱る聲、其等全く慘憺たる生活の響が混同になツて耳に入る。
三島霜川 解剖室 青空文庫
所謂「死相」というものにだって、もっと何か表情なり印象なりがあるものだろうに、人間のからだに駄馬の首でもくっつけたなら、こんな感じのものになるであろうか、とにかく、どこという事なく、見る者をして、ぞっとさせ、いやな気持にさせるのだ。
太宰治 人間失格 青空文庫
作例 · 標準
駄馬は、荷物を運ぶために飼育されていた。
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昔の旅では、駄馬が重要な移動手段だった。
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この地域では、今でも駄馬が物資輸送に使われている。
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