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自涜

じとく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
masturbation
文例 · 用例
雰囲気の醸成を企図する事は、やはり自涜であります。
太宰治 芸術ぎらい 青空文庫
人道主義的なマルキストであり、感傷的な文学少年、数学の出来なかったぼくは、ひどい自涜の為もあったのでしょう、学校に友達なく、全く一人で、姉、近所のW大生、小学時代の親友、兄夫婦も加えて、プリント雑誌『素描』を二年続けました。
太宰治 虚構の春 青空文庫
中学の終りからテニスを始めていたぼくは、テニスのおかげで一夜に二寸ずつ伸びる思いで、長身、肥満、W高等学院、自涜の一年を消費した後、W大学ボート部に入りました。
太宰治 虚構の春 青空文庫
樵夫当日その内に読み込まるるを怕れて山に入らず、また甚だ男子が樹陰に自涜するを好むと。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
牡猴が一たび自涜を知れば不断これを行い衰死に及ぶは多く人の知るところで、一八八六年板ドシャンプルの『医学百科辞彙』二編十四巻にも、犬や熊もすれど、猴殊に自涜する例多しと記し、医書にしばしば動物園の猴類の部を童男女に観するを戒めある。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
この通り牝猴時として慾火|熾んに人前に醜を露わす事もあるべく、それらの事より山神女性で男子の自涜を好むといい出したものか。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
苦肉の策から、自分の弱味を殊更に捨て鉢に人の前にあらわに取り出して、不意に乗じて一種の尊敬を、そうでなければ一種の憐憫を、搾り取ろうとする自涜も知っている。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
誰もいない時、たまらなくなって自涜をするものもいた。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
作例 · 標準
古くは自涜という言葉で、手淫が表現されていた。
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彼は自涜行為を恥じ、誰にも話せなかった。
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医学的には、自涜は健康な生理現象とされている。
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