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自得

じとく
名詞動詞-サ変
1
標準
self-satisfaction
文例 · 用例
」「ふん、」と兎は輕蔑し、「自業自得ぢやないの。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
そういう人で、悪気はなくとも少し慾気が手伝っていると、百貨店で品物を買ったような訳ではない目にも自業自得で出会うのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
仰向けた茶わんとうつ向けた同じ茶わんとが同一物である事を自得するまでにはかなりな経験を重ねなければならぬ。
寺田寅彦 物理学と感覚 青空文庫
『あれは自業自得です。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
夫人、小間使が好奇心で、照子様をおどしたので、謂わば自業自得というものです。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
しかるを、わざと人間どもが、迎え見て、損わるるは自業自得じゃ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
はた雪叟が自得の秘曲に、桑名の海も、トトと大鼓の拍子を添え、川浪近くタタと鳴って、太鼓の響に汀を打てば、多度山の霜の頂、月の御在所ヶ|嶽の影、鎌ヶ嶽、冠ヶ嶽も冠着て、客座に並ぶ気勢あり。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
残っているのは待合の借りばかりだ」「……………」「みんなお前さんの自業自得さ。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
作例 · 標準
自分の努力が実を結び、彼は深い自得の念に浸った。
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長年の研究が認められ、学者として最高の自得を得た瞬間だった。
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自得の表情を浮かべながら、彼は静かに微笑んだ。
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2
標準
understanding (on one's own)
作例 · 標準
先生の説明を聞かずとも、彼は自分で問題を解いて自得した。
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試行錯誤の末、彼女は料理のコツを自得した。
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読書を通して、人生の真理を自得する人もいる。
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3
標準
being paid back for one's deeds
作例 · 標準
彼の裏切り行為は、結局は自得の結果となって返ってきた。
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悪い行いばかりしていると、いつか必ず自得するだろう。
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それは自得だ、と彼は諦めたように呟いた。
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