余説
よせつ
名詞
標準
commentary
文例 · 用例
結末並に余説 この戦に於て、敗軍に属しながら、反って不思議に運を開いたのが松平元康、後の徳川家康である。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
「お前は、人をよせつけないから、ザンパンが有ったってやらないよ。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
」「それから、炊事場へ露西亜人をよせつけることはならん。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
私たちは、お互ひの頭をよせつつ、なほ鳥渡の間その寫眞に眼をそそいだ。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
となりのお百姓は、「どろぼうをよせつけないやうにするには、犬をお飼ひになるにかぎります。
— 鈴木三重吉 『小犬』 青空文庫
彼らを脅して肉片によせつけないようにするには、たいへんな努力と注意が必要だった。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
訪問者は一人もよせつけなかった。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
この歌どもを少しよろしと聞きて、船のをさしける翁、月頃の苦しき心やりに詠める、「立つなみを雪か花かと吹く風ぞよせつゝ人をはかるべらなる」。
— 紀貫之 『土佐日記』 青空文庫