墓上
ぼじょう
名詞
標準
on a grave
文例 · 用例
然るに嶺松寺の廃絶した時、錦橋の墓はこれに雕つてあつた杉本仲温撰の墓表と共に湮滅し、錦橋は惟法諡を谷中共同墓地にある一基の合墓上に留め、杉本の文は偶江戸黄檗禅刹記中に存してゐること、既に云つた如くである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
(同時に又僕等の墓上の松颯々の声を生ずるの時に当り、僕等の作品を教科書に加へ、併せて作者の夢にも知らざる註釈を附せむも疑ふべからず。
— 芥川龍之介 『文部省の仮名遣改定案について』 青空文庫
『|酒不到劉伶墓上土』、死しては酒は飮めざる也。
— 大町桂月 『酒に死せる押川春浪』 青空文庫
墓上の花死と悲と恨との跡を留むる墓の上美と喜びと命との心を示す花一つ。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
但私は先生の彼惨ましい死を余儀なくした其事情を思うに忍びず、また先生の墓上涙未だ乾かざるに家族の方々が斯く喧嘩さるゝを見るに忍びなかったのであります。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
墓上に供えられた一輪の花が、冷たい風に吹かれて静かに揺れている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
墓上に積もった雪を払い除け、新しいお線香をあげて静かに祈りを捧げた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
墓上に刻まれた文字を指でなぞりながら、祖父との思い出に浸った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview