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金紗縮緬

きんしゃちりめん
名詞
1
標準
silk crepe
文例 · 用例
前に入って往った女は華美な金紗縮緬の羽織の背を見せながらその椅子の一つに手をやった。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
先に入つてゐた女は派手な金紗縮緬の羽織の背を見せながらその椅子の一つに手をやつた。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
瑠璃子は、その問を無視したように、黙って椅子から立ち上ると、鉄盤で掩うてあるストーヴの前に先刻三度目に着替えた江戸紫の金紗縮緬の袖を気にしながら、蹲まった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
信一郎は、淡彩に夏草を散らした薄葡萄色の、金紗縮緬の着物の下に、軽く波打っている彼女の肉体の暖かみをさえ、感じ得るように思った。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
夫人の身体を掩うている金紗縮緬のいじり痒いような触感が、衣服越しに、彼の身体に浸みるように感ぜられた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
瑠璃子は、その問を無視したやうに、黙つて椅子から立ち上ると、鉄盤で掩うてあるストーヴの前に先刻三度目に着替へた江戸紫の金紗縮緬の袖を気にしながら、蹲まつた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
信一郎は、淡彩に夏草を散らした薄葡萄色の、金紗縮緬の着物の下に、軽く波打つてゐる彼女の肉体の暖かみをさへ、感じ得るやうに思つた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
夫人の身体を掩うてゐる金紗縮緬のいぢり痒いやうな触感が、衣服越しに、彼の身体に浸みるやうに感ぜられた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫