申述
しんじゅつ
名詞動詞-サ変
標準
(making a) statement
文例 · 用例
全集が弘く読まれる事を希望しつつ、広告の一助にもと一寸一言申述べます。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
」と冷かしたが、元来、衣裳鞄の催促ではない、ホツキ貝の見舞に来たのだから、先づ其次第を申述べる処へ……又近処から、おなじく、氷砂糖、梅干の注意連の女性が来り加はつた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
浴衣の上だけれど、紋の着いた薄羽織を引かけていたが、さて、「改めて御祝儀を申述べます。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
先生の失敗は、私たち後輩への佳き教訓になるような気がすると、前回に於いても申述べて置いた筈であるが、そんなら一体どんな教訓になるのか、一言でいえば何か、と詰寄られると、私は困却するのである。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
暑中の御見舞いを兼ね、いささか老生日頃の愚衷など可申述候。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
さて、その翌々日、入道さまは相州さまからの御使として御前に参り、いたづらに官位をお望みなさる事のよろしからざる理由を、なかなか美事に御申述べに相成りました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
私は、二十円とられたのが、なんとしても、いまいましく、むしゃくしゃして、口から出まかせ、さんざ威張りちらして、私の夢を、謂わば、私の小説の筋書を、勝手に申述べているだけなのである。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
実は参上して申述べ度きところでありますが、貴兄も一家の主人で子供ではなし、手紙で申してもききわけて頂けると信じ手紙で申します。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
作例 · 標準
警察官は、事件について詳細な申述を求めた。
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彼は自分の潔白を証明するため、全ての経緯を申述した。
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証人による申述が、裁判の行方を左右するだろう。
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