縊首
いしゅ
名詞動詞-サ変
標準
suicide by hanging
文例 · 用例
ついさきごろ迄はたゞ被告は放火殺人という冤罪の下に在る事を被告の死にて証明せんものと思い、縊首を企てお上に余計な御手数を煩わし実に申訳ありません。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
ところで、参考のために、僕がどうして、この老人の縊首を発見したか、説明しておこう。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
水死や焼死や縊首や自刃やの屍体は、一般の墓地に葬ることを許さず、屍体を棺にも入れず菰にも包まず、そのままで橋の袂か道の辻に、多くは倒にして埋めるのが習いとなっていた。
— 中山太郎 『屍体と民俗』 青空文庫
「この人は冬になると、いつも黄色いしゅすの外套を着ていましたが、それはきまって新しいものでした。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
もしかしたらあの人が、黄色いしゅすの外套を着て、棺の上にすわっていはしないかと、心配しているようでした。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
「雨降りあとじゃ、川へいて、雑魚なと、取って来なはれ、あんじょ、おいしゅう煮て、食べまひょ」継ものをしていた母親がいった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
君ひとりの、ごていしゅだ。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
「そんなにおいしゅうございますの」「旨いですよ」「わたしも、お酒がいただけるなら、いいと思うことがあるのですよ」「酒は飲まないのですか」「一滴もいただけないですよ」「そうですか、ねえ、旨いのですが、ねえ」 年増の佳い姿がはっきり道夫の眼に見えた。
— 田中貢太郎 『馬の顔』 青空文庫
作例 · 標準
アパートの一室で、縊首した状態の遺体が発見された。
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検視の結果、死因は縊首による窒息死と判明した。
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かつての日本では、死刑の執行方法として縊首刑が規定されていた。
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頸部には縊首特有の、耳の後ろへ向かって斜め上方に走る索溝が認められた。
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