高み
たかみ
名詞頻度ランク #25912 · 青空 324 例
標準
height
文例 · 用例
その時、向うの農夫室のうしろの雪の高みの上に立てられた高い柱の上の小さな鐘が、前后にゆれ出し音はカランカランカランカランとうつくしく雪を渡って来ました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
樹園宮沢賢治髪白き山田博士が書いだき帰り往くころかはたれはしづに這ひ来てふくよかに木の芽ほごるゝ鳥飛びて気圧を高み守衛長〔以下未完〕ぎごちなき独乙冠詞を青々となげく窓あり
— 宮沢賢治 『樹園』 青空文庫
あすこら辺のちよつと高みに、バンガロオ風の家でも建てられたら、どんなにいいか知ら?
— 南部修太郎 『夢』 青空文庫
その絵の景色には、普通日本人の頭にある京都というものは少しも出ていなくて、例えばチベットかトルキスタンあたりのどこかにありそうな、荒涼な、陰惨な、そして乾き切った土地の高みの一角に、「屋根のある棺柩」とでも云いたいような建物がぽつぽつ並んでいる。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
臘月みふゆの火すばるを高み、 のど嗽ぎあるじ眠れば、千キロの氷をになひ、 かうかうと水車はめぐる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
町の高みには皇族や華族の邸に並んで、立派な門構えの家が、夜になると古風な瓦斯燈の点く静かな道を挾んで立ち並んでいた。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
それらの人家から見れば、自分は高みの舞台で一人滑稽な芸当を一生懸命やっているように見えるにちがいなかった。
— 梶井基次郎 『路上』 青空文庫
幸なことにはこの庭の左方の高みの、あの小さな滝の落ちる小山の上は絶対に安全地で、そこに当寺の隠居所の草庵があります。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
作例 · 標準
常に現状に満足せず、さらなる高みを目指してトレーニングに励む。
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丘の上の高みから見下ろすと、街の灯りが宝石のように輝いていた。
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芸術家として、彼は誰も到達したことのない精神的な高みに達した。
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