ポジ
ポジ
名詞頻度ランク #17842 · 青空 5 例
標準
positive
文例 · 用例
ずっと後に先生が留学から帰って東京に住まわれるようになってから、ある時期の間は、ずいぶん頻繁に先生のお宅へ押しかけて行って先生のピアノの伴奏で自己流の演奏、しかもファースト・ポジションばかりの名曲弾奏を試みたのであったが、これには上記のような古い因縁があったのである。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
堀木によごされたツネ子は、自分とわかれなければならなくなるだろう、しかも自分にも、ツネ子を引き留める程のポジティヴな熱は無い、ああ、もう、これでおしまいなのだ、とツネ子の不幸に一瞬ハッとしたものの、すぐに自分は水のように素直にあきらめ、堀木とツネ子の顔を見較べ、にやにやと笑いました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
有名な英国の碩学ミルは若い時、同じく若いテニソンをロンドン・リポジトリ紙上に紹介して、猶其次号にブラウニングを紹介しようとした。
— 夏目漱石 『長塚節氏の小説「土」』 青空文庫
茶の湯生花の行われる巷に向っては、ティパーティの催しを説き、アペリチーフの功徳を説き、コンポジションとかニュアンスとかいう洋名の術語を口にした。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
そういへばソレントオは熱海、ポジタノは舞鶴、またオの煙は大島の御神火に相応します。
— 木下杢太郎 『伊豆伊東』 青空文庫
先覚者は知らず、末派のポジチビズムに於て、文学をポジチーブの事業とするの余りに、清教徒の誤謬を繰返さんとするに至らんことを恐るゝなり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
彼等は世道人心を説けり、為すあるが為めに文を草すべきを説けり、世を益するが為めに文を草すべきを説けり、然れども彼等の世道人心主義も、到底偏狭なるポジチビズムの誤謬を免かれざりしなり、未だ根本の生命を知らずして、世道人心を益するの正鵠を得るものあらず。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
一神教の裡面は一魔教なり、多神教の裡面は即ち多鬼教なり、一神教には中心の権あるが故に中心の善美あり、是と同時に一魔教にも中心の統御あるが故に中心の毒悪あり、一のポジチーブに対して一のネガチーブあり、多のポジチーブに対して多のネガチーブあるは当然の理なり。
— 北村透谷 『他界に対する観念』 青空文庫
作例 · 標準
どんな時でもポジティブに考えるように心がけている。
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