異性
いせい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #8629 · 青空 835 例
標準
the opposite sex
文例 · 用例
この娘さんの感情には、みぢんも「異性」の意識がない。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
そしてこの「蕪村の情操における特異性」とは、第一に先ず、彼の詩境が他の一般俳句に比して、遥かに浪漫的の青春性に富んでいるという事実である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
春雨や同車の君がさざめ言白梅や誰が昔より垣の外妹が垣根|三味線草の花|咲ぬ恋さまざま願の糸も白きより二人してむすべば濁る清水かな 蕪村の句の特異性は、色彩の調子が明るく、絵具が生々しており、光が強烈であることである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかし自分の幼年時代の追憶の夢の舞台に登場する唯一の異性のヒロインはこのやや不器量で可哀そうな丑尾さんであったのである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
外へ出て見ると月は高い、槍ヶ岳は大海から頭をのそりと出す烏帽子岩のようで、雪の白条は岩の上へ鴎が糞を落したようだ、自分は恍惚として、今山の巓に立っているのか、波の寄る渚を歩いているのかと、惑った、夜の自然は一切を平等にして、山とか海とかに仮現する異性を失わせる。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
異性にしていい寄る恰好をするものもあるが、それは単に年頃にかかる娘への愛想か、岳神の総領娘に対しての敬意を変貌させたようなもので、恰好だけに過ぎなかった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
と同時に不思議や亀縮んでいた異性に対する本能の触手が制約の撻を放れてすくと差し延べられるのを感じた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
色調、形式美、音等に対する感覚ばかりでなく対人的、殊に異性に対する感覚をもっと洗練させ度い。
— 岡本かの子 『異性に対する感覚を洗練せよ』 青空文庫
作例 · 標準
思春期を迎え、それまで意識していなかった異性の存在が急に気になり始めた。
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「異性の友人は多いけれど、恋愛対象として見られる人はなかなかいないな。」
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心理学の研究では、異性の声を聞いた際の脳の反応が詳しく分析されている。
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異性との交際を禁じている厳格な寮生活では、同性同士の結束が強まる傾向にある。
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標準
isomerism
作例 · 標準
彼はまだ異性に興味を持つ年頃ではない。
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彼女は普段、あまり異性の友人ができないタイプだ。
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職場では、異性との適切な距離感を保つことが大切だ。
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世代によって、異性とのコミュニケーションの取り方に違いが見られる。
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ウィキペディア曖昧さ回避
異性
異性(いせい)
- 性質が異なること、ほかと異なった性質のこと。
- 性別が異なること。男性から見た女性、女性から見た男性。明治時代以降の用法。
- 異性(英語: isomerism) — 分子式が同じで異なる構造をもつ物質が2種類以上存在すること。そのような物質を異性体という。
- 『異性』 — 角田光代・穂村弘のエッセイ。ISBN 978-4309021041。
出典: 異性 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0