同母
どうぼ
名詞
標準
same mother
文例 · 用例
乃ち曹国公李景隆に命じ、兵を調して猝に河南に至り、周王|は燕王の同母弟なるを以て、帝もかねて之を疑い憚り、の長史王翰というもの、数々|諫めたれど納れず、の変を告ぐるに及び、此事あり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
帰宅後妻君がいかに思いの色を見せても構い付けずこの夫人は幾歳だったか書いていないが、その時氏輝の同母兄|氏政が三十三だから氏輝は三十歳ばかり、したがって夫人も二十七、八、縮れ髪たっぷりの年増盛りだったでしょう。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
父による遺伝に、この姉と長兄次兄と、私と私の同母姉妹とに、少しは共通なものがあるかも知れなかつた。
— 徳田秋声 『町の踊り場』 青空文庫
それから越中守の子は瀬兵衛頼有といって幕府の二条城の与力を勤めて、その子の与左衛門頼綱というが久松家の先祖で徳川家康公とは異父同母の弟たる松平隠岐守定勝公に桑名で仕える事になった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
大中彦は、大山守尊の同母弟だからと言ふが、実は一つの資格なのだ。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
皇女は皇子の同母姉君の関係にある。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
同母兄弟をイロセということ、古事記に、「天照大御神之|伊呂勢」、「其|伊呂兄五瀬命」等の用例がある。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
:訓点送り仮名 (例)去来穂別天皇同母弟也。
— 折口信夫 『貴種誕生と産湯の信仰と』 青空文庫
作例 · 標準
彼らはお互いに異父兄弟だが、同母である。
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彼女には同母の姉と、異母の弟がいる。
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その双子は同母であるが、顔つきは全く似ていない。
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