木場
きば
名詞頻度ランク #39791 · 青空 345 例
標準
lumberyard
文例 · 用例
深川のこの木場の材木に葉が繁ったら、夫婦になって遣るッておっしゃったのね。
— 泉鏡花 『木精(三尺角拾遺)』 青空文庫
唯見れば池のふちなる濡れ土を、五六寸離れて立つ霧の中に、唱名の声、鈴の音、深川木場のお柳が姉の門に紛れはない。
— 泉鏡花 『木精(三尺角拾遺)』 青空文庫
横川は業平橋報恩寺橋長崎橋の下を経、総武鉄道汽車の発著所たる本所停車場の傍を過ぎ、北辻橋南にてかの隅田川と中川との連絡するところの竪川に会し、南辻橋菊川橋猿江橋の下を過ぎて小名木川に会し、扇橋その他の下を過ぎて十間川に会し、なほ南して木場に至る。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
上の橋相生橋亀久橋等の下を経て、木場の北に至り、要橋崎川橋下を過ぎて横川に会し、なほ東して石小田新田、千田新田の間を通り天神川に会して終る。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
仙台堀と油堀とを連ぬる小渠は一条のみならず、また木場附近の大和橋及び鶴歩橋の架れる一渠その他の小渠は、一これを記する能はざればなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
いはゆる○油堀はこれにして、これもまた仙台堀と同じく木場に達するの渠なれば、二水共に材木船及び筏の多きは知るべきなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
さて永代橋以南の深川寄りの方を記せば、熊井町より大島町に沿ひて越中島の北の方を、富岡門前町と並行して木場に至り、またその南の方を東して遠く洲崎の遊廓に達するの一渠あり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
私どももそのひどい仕事で、いくらか割増も貰ふ筈でしたし、明日からの仕事も割合楽になるといふ訳でしたから、その晩は実は、春木場で一杯やったんです。
— 宮沢賢治 『化物丁場』 青空文庫
作例 · 標準
江戸の昔、深川の木場には全国から切り出された材木が、一面水面に浮かんでいたという。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
移転して久しい今の木場周辺でも、材木問屋の大きな看板がそこかしこに残っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
祖父はかつて木場で働いていて、銘木を見る目に関しては職人としての絶対の自信を持っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview