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製材所

せいざいしょ
名詞
1
標準
sawmill
文例 · 用例
本街道から製材所の横を切れると、もう既に裾野であるが、富士のそれとは違って、乾き切った砂漠で、セージと通称する白ッ茶けた草や、マンザニタと呼ばれるところの、灌木などが茂って、馬蹄の砂が濛々と舞いあがるのには、馬上|面を伏せて、眼をねぶるばかりであった。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
そのプロレタリア街の、製材所の切屑見たいなバラックの一固まりの向うに、運河があった。
葉山嘉樹 生爪を剥ぐ 青空文庫
ジメ/\した田の上に家を建てゝ、そいつを貸したり、荷馬車屋の親方のようなことをやったり、製材所をこしらえたりやっていた。
黒島傳治 自伝 青空文庫
いくらか似た音を求めれば、製材所の丸鋸で材木を引き割るあの音ぐらいなものであろう。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
八 均平はしばらく玄関前で、加世子たちの出て来るのを待ってから、やがて製材所の傍を通って街道へ登った。
徳田秋声 縮図 青空文庫
町はづれの製材所には、材木がおびただしく積まれてゐて、トロツコがたえず右往左往してゐる。
太宰治 津軽 青空文庫
「医者に診断書をとりに行つたんだ」 とにかく、死人の父の意嚮に従つて葬式を出さねばならなかつたので、医者の待合室に待つてゐるだらう万福の父に相談して、それから川向ひの製材所に行つて、棺桶の板を持つて来よう、と云ふことにして、私たちは歩き出した。
葉山嘉樹 万福追想 青空文庫
君は、こっちへ来給え」 と言って、さっさと松林のほうへ歩いて行き、私が不安と恐怖で胸をどきどきさせながら、その後について行くと、林の奥に製材所から来たばかりの板が積んであって、将校はその前まで行って立ちどまり、くるりと私のほうに向き直って、「毎日、つらいでしょう。
太宰治 斜陽 青空文庫
作例 · 標準
近所の製材所へ行けば、薪ストーブに使うための端材を格安で譲ってもらえる。
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かつて川沿いに立ち並んでいた製材所も、今では数軒を残すのみとなってしまった。
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製材所の主人は、長年の勘で丸太の断面を見ただけで乾燥度合いを言い当てる。
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