製材
せいざい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #27996 · 青空 82 例
標準
sawing
文例 · 用例
本街道から製材所の横を切れると、もう既に裾野であるが、富士のそれとは違って、乾き切った砂漠で、セージと通称する白ッ茶けた草や、マンザニタと呼ばれるところの、灌木などが茂って、馬蹄の砂が濛々と舞いあがるのには、馬上|面を伏せて、眼をねぶるばかりであった。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
そのプロレタリア街の、製材所の切屑見たいなバラックの一固まりの向うに、運河があった。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
ジメ/\した田の上に家を建てゝ、そいつを貸したり、荷馬車屋の親方のようなことをやったり、製材所をこしらえたりやっていた。
— 黒島傳治 『自伝』 青空文庫
いくらか似た音を求めれば、製材所の丸鋸で材木を引き割るあの音ぐらいなものであろう。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
八 均平はしばらく玄関前で、加世子たちの出て来るのを待ってから、やがて製材所の傍を通って街道へ登った。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
町はづれの製材所には、材木がおびただしく積まれてゐて、トロツコがたえず右往左往してゐる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
「医者に診断書をとりに行つたんだ」 とにかく、死人の父の意嚮に従つて葬式を出さねばならなかつたので、医者の待合室に待つてゐるだらう万福の父に相談して、それから川向ひの製材所に行つて、棺桶の板を持つて来よう、と云ふことにして、私たちは歩き出した。
— 葉山嘉樹 『万福追想』 青空文庫
君は、こっちへ来給え」 と言って、さっさと松林のほうへ歩いて行き、私が不安と恐怖で胸をどきどきさせながら、その後について行くと、林の奥に製材所から来たばかりの板が積んであって、将校はその前まで行って立ちどまり、くるりと私のほうに向き直って、「毎日、つらいでしょう。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
作例 · 標準
山から切り出された巨木が、大きな帯鋸で次々と製材されていく様子は圧巻だ。
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建築用材として適した強度を保つため、原木のどの部分を製材するか慎重に見極める。
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このヒノキは、高級家具の材料として丁寧に製材された特級品だ。
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ウィキペディア
製材 とは、第1に、林業(Forestry)・木材産業 において原木 などの木を角材や板材に加工すること 。 この意味で、製材工などともいう。
出典: 製材 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0