辞譲
じじょう
名詞動詞-サ変
標準
deferring to another
文例 · 用例
紺かんばんに、杖を調練の兵隊さんがするように肩にかけて、まっしぐらに馳せて、せっかく道を譲った源松に目もくれず、辞譲のあいさつをする余裕もなく、今し逃げ去った豪犬のあとを追って走り来り、走り去るのであります。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
」 轟の源松は、そう気がつくと、ここでもまた二狼を追うわけにはいかず、一方の送られ狼にはなんら辞譲を試むることなしに、いま目の前を過ぎ去った弾丸黒子に向って、全速の馬力を以て追いかけました。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「それは、いただきません、これはわたしのものではございません」 そこで、問題の三百両の大金を前にして、二人の間に辞譲の押問答がはじまりました。
— 山科の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼の辞譲の態度は見事だったと皆が感じた。
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辞譲して、より適任者に道を譲ることにした。
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この場面では辞譲するのではなく、意見を主張すべきだ。
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