旺盛
おうせい
形容動詞名詞頻度ランク #12893 · 青空 535 例
標準
lively
文例 · 用例
それ故に藤村氏の文學は、彼が詩を書かなくなつてからも、そのすべての小説作品を通じて、旺盛な詩的情熱で一貫して居る。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
要するに芸術とは、自然と人情とを、対抗的にではなく、魂の裡に感じ、対抗的にではなく感じられることは感興或ひは、感謝となるもので、而してそれが旺盛なれば遂に表現を作すといふ順序のものである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
「佛蘭西文學の旺盛時代たる路易第十四世の朝に於て、突如として一世の耳目を聳動し來れる一書あり、其の簡淨痛快にして靈犀奇警なる人世批評は、天下驚畏の中心となれり、本書是れ也。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
しかし、根が骨太の岩乘なからだであつたから、十日も經たぬうちに全快し、食慾は舊の如く旺盛で、色慾などもちよつと出て來て、よせばよいのに、またもや兎の庵にのこのこ出かける。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ともかくも西鶴の知識慾の旺盛であった事は上述の諸項からも知られるが、しかし西鶴の知識慾の向けられた対象を、例えば馬琴のそれと比較してみるとそこに興味ある差違を見出すことが出来るであろう。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
これは青虫ほど旺盛な食慾をもっていないらしいが、その代り云わば少し贅沢な嗜好をもっていて、ばらの莟を選んで片はしから食って行くのである。
— 寺田寅彦 『蜂が団子をこしらえる話』 青空文庫
大洋特に赤道下の大洋における蒸発作用の旺盛な有様を「詩」で云い現わしたと思えば、うまい云い方である。
— 寺田寅彦 『断片(2)』 青空文庫
とにかく今日のいわゆるファイティング・スピリットの旺盛な勇士であって、今日なら一部の人士の尊敬の的になったであろうに、惜しいことに少し時代が早過ぎたために、若きウェルテルやルディン達にはひどく毛嫌いされたようであった。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
full of (energy, appetite, curiosity, etc.)
作例 · 標準
例句