名目
めいもく異読 みょうもく
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #7289 · 青空 761 例
標準
name
文例 · 用例
が、後で、いろいろ、理論めいて、えらさうな事はいへようが、そんな名目論や、ゴマ化しで無いものが、底の方に流れてゐる、といふ事が、二三日して、ぼんやり私にも分つて来た。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
それに対してロスケリヌスは、類概念を名目に過ぎずとする唯名論の立場から、父と子と聖霊の三位は三つの独立した神々であることを主張して、三神説の誹りを甘受した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
家庭教育、家庭小説、家庭料理、家庭何々、種々な名目もあって、家庭に対する事業も沢山あるようだが、実際家庭を益するような作物があるか否かは疑問である。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
ただし、室町末期に国語に入った西洋語(主として吉利支丹宗門の名目)にはパ行を語頭にも用いたらしい。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
それは劇の方では本讀み、演出などをやつてゐたが、そこには名目通りの劇研究があつたといふよりも、寧ろ廣汎な文藝に對する私達の飽くなきアスピレイシヨンが團結してゐたのであつた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
劇研究會としてこの試演ほど大きい事業はなかつたのであるが、私達はこの會合の名目通りに劇ばかりをやつてゐた譯ではなかつた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
父は、もともと、家庭教師を呼ぶ事には反対だったのですが、沢田先生のおくらしの一助という名目に負けて、おいでを願う事にしていたのであって、まさか、そんな無責任な綴方教育を授けているとは思いも寄らず、毎週いちど、少しは和子の学課の勉強の手伝いをして下さっているものとばかり思っていた様子でした。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
そして自然界は原因結果の理法以外には働かないものと僕は信じて居ますから、運命という如き神秘らしい名目を其力に加えることは出来ません。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
作例 · 標準
会議は親睦が名目だったが、実際は仕事の話ばかりだった。
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その会社は、慈善事業の名目で寄付を募っていた。
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彼は役職上の名目だけで、実権はほとんどない。
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標準
(under the) pretext (of)
作例 · 標準
彼女は体調不良を名目に、今日の仕事を休んだ。
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環境保護の名目で、彼は多額の寄付を要求した。
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その政党は、国民の福祉を名目に新たな税金を導入した。
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