目上
めうえ
名詞頻度ランク #27953 · 青空 171 例
標準
superior
文例 · 用例
きりょうが良いの、しとやかだのと、聞いて居られないくらいに見え透いたお世辞をおっしゃって、まるで私が、先生の目上の者か何かみたいに馬鹿叮嚀な扱いをなさるのでした。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
これは猫仲間では、目上の人にも無礼なことでも何でもなく、人ならばまづ鬚でもひねるぐらゐのところですから、それはかまひませんけれども、いけないことは、足をふんばつたために、テーブルが少し坂になつて、べんたうばこがするするつと滑つて、たうとうがたつと事務長の前の床に落ちてしまつたのです。
— ……ある小さな官衙に関する幻想…… 『猫の事務所』 青空文庫
そういう時、人々はどうしたら宜かろうか、ある人は目上の人に相談に行き、ある人は学校の師の許へ出掛け、友達や両親、兄弟などとも懇ろに謀るでしょう。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
例えば一家にあっては、目上も目下も大人も小人も、みな一人ずつの人間として扱われて、頭数で数えられるような場合です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」「えゝ、申兼ねましたが、其が其の、些と道なりませぬ、目上のお方に、身も心もうちこんで迷ひました、と云ふのは、對手が庄屋どのの、其の、」と口早に云ひたした。
— 泉鏡太郎 『片しぐれ』 青空文庫
」「えゝ、申兼ねましたが、其が其が、些と道なりませぬ、目上のお方に、もう心もくらんで迷ひましたと云ふのは、對手が庄屋どのの、其の。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
故に吾人の言うべきことは、日本に於ける象徴派や高蹈派等のものが、単にその名目上での一致の外、西洋の原物とは関係のない、或る特殊の別種であると言うことだけを、はっきりと注意しておくに止める。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ただ、葬儀が営まれ行く間に久し振りに眺めた本尊の厨子の脇段に幾つか並べられている実家の代々の位牌に就いて、こどものときから目上の人たちに聞かされつけた由緒の興味あるものだけを少しく述べて置こうと思う。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
作例 · 標準
目上の人には、敬意を払って話すのが当然だ。
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会社には、私よりも目上の人がたくさんいる。
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目上の人に頼み事をする際は、言葉遣いに気をつけよう。
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