照れ
てれ
名詞頻度ランク #18595 · 青空 147 例
標準
abashment
文例 · 用例
校庭は幾分赤味の勝つた砂の色で、閉ざされた教室々々の窓の硝子は雲母のやうに照れ返つてゐる。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
私は照れるようなこともなく言葉もそう改めず、この旅でも、ただ身のまわりの世話ぐらいは少し遠慮を除けてしてあげるぐらいなものであった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
途中あかねさす西日は照れどひぐらしの鳴き蟲山に雨かゝる見ゆゆくゆく一人の少女のいと艶なるに逢う。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
起きてから私が一言も口をきかないので、照れかくしに私の胸にボクシングで穴をあける真似をして片足を私の鼻につきだしてがらがらとした声でおしゃべりを始めようとするので、私が扇風機に電流を通じる。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
青年はすっかり照れてしまった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
……」を機会に、行火の箱火鉢の蒲団の下へ、潜込ましたと早合点の膝小僧が、すぽりと気が抜けて、二ツ、ちょこなんと揃って、灯に照れたからである。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
が、大きに照れた風が見える。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
附穂なさに振返った技師は、これを知ってなお照れた。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
作例 · 標準
褒められると、彼は決まって少し照れを見せる。
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急な指名に、彼女は顔を赤くして照れた。
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「いや、そんなことは…」と、彼は照れながら頭をかいた。
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