骨子
こっし
名詞頻度ランク #16937 · 青空 158 例
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文例 · 用例
こんな前置きを書くと、さも長いものを書きさうでもあらうが、骨子だけを誌すにとゞめて、色んな場合に適用してお目にかけるといふことは一切抜きにするから、そんなに長くはなるまい。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
少なくもアインシュタイン以前の力学や電気学における基礎的概念の発展沿革の骨子を歴史的に追跡し玩味した後にまず特別相対性理論に耳を傾けるならば、その人の頭がはなはだしく先入中毒にかかっていない限り、この原理の根本仮定の余儀なさあるいはむしろ無理なさをさえ感じないわけには行くまいと思う。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
不自由な環境によって生み出された不自然な現象の一つとして一人の女生徒マヌエラと一人の女教師フロイライン・フォン・ベルンブルヒとの間の不思議な関係が生じ、それがこの映画の演劇的な部分のおもなる骨子となっている。
— 寺田寅彦 『映画雑感(2)』 青空文庫
ここに重大な問題の骨子があるような気がするのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
ゆえに詩の発生に於ける形式は、必然に音楽や舞蹈やと一致したリズムの機械的反復を骨子としている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
著者の選択した部分は、煤煙の骨子でない所から云へば、著者に取つて遺憾かも知れないが、安全と云ふ点から見れば是程安全な章はない。
— 夏目漱石 『『煤煙』の序』 青空文庫
お夏清十郎の情趣も「朧」の骨子を立ててゐる。
— 岡本かの子 『朧』 青空文庫
三年ほど前に、私は聊斎志異の中の一つの物語を骨子として、大いに私の勝手な空想を按配し、「清貧譚」という短篇小説に仕上げて、この「新潮」の新年号に載せさせてもらった事があるけれども、だいたいあのような流儀で、いささか読者に珍味異香を進上しようと努めてみるつもりなのである。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
作例 · 標準
会議では、次年度の事業計画の骨子がまとめられた。
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彼のプレゼンは骨子がはっきりしていて、非常に理解しやすかった。
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条約改正の骨子について、事務レベルでの合意に達した。
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