乞士
こっし
名詞
標準
bhikkhu (fully ordained Buddhist monk)
文例 · 用例
又、さう言ふ芸能の代表者の背後には、幾千万のみじめらしい芸の乞士が、古い歴史を負うて、おなじく古き世より持ち伝へた芸能に、喚き、踊り、狂うて居たのであつた。
— 折口信夫 『文芸の力 時代の力』 青空文庫
だから、乞食者とは言ひでふ、仏門の乞士以後の者とは内容が違つてゐる。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
ばら/\に分布してゐる、此目瘡の方言まろとなる称へは、祝言・ことほぎがまだ、原信仰を存して、まらうどのするものとした時代から、ほかひ(乞士)・もの貰ひの職となつた頃まで、引き続いてゐた事を見せてゐる様に思ひます。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
だから、此等の山の神の姿に扮する山の神人たちの、宣命・告白を目的とした群行の中心が鬼であり、翁であり、又変じて、唯の神人の尉殿、或は乞士としての太夫であつたのは、当然であります。
— 折口信夫 『翁の発生』 青空文庫
作例 · 標準
修行中の乞士が、静かに托鉢をして村を回っている。
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彼は名誉を捨てて乞士となり、悟りの道へと入った。
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寺院の前で、乞士が人々の喜捨を待って立っていた。
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