趾骨
しこつ
名詞
標準
phalanx (of the foot)
文例 · 用例
この骸骨の驚異ともいうべきは、骨を趾骨に至る迄、別々につくり、それを針金でとめたことで、手は廻り、腕は曲がり、脚は意の如く動いた。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
然しこつちは寧ろウソが明白にされたので過去三ヶ年半の可なり辛い自責感を去る。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
あたしこつちからあの人の様子 見てたわよ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
雪子はふと、母もなく我執の父の下に育つて、情のしこつた弟息子の親への甘えごころが、兄へかうも変つた形を採つて現はれるのではないかと気がついた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
然しこつそりと行つた。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
一番最後に逢つたのは、脊広を着た、若いハイカラな会社員らしい男であつたが、少しこつちに来てから、「あの人、満鉄に出てゐるんですけれどもね。
— 田山録弥 『アンナ、パブロオナ』 青空文庫
おつ母さんの喘息もやつぱしこつちから醫者に愛想づかしせんならん病氣ぢやが、もしもこれが俺らと一緒の時であつて見い、えらいことになる……天道人を殺さずとはようしたもんぢやがな。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
」「まア……おとろしこつたのう。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
作例 · 標準
サッカーの試合中にボールが足に当たり、趾骨を痛めた。
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長時間歩き続けたせいで、足の趾骨に鈍い痛みを感じるようになった。
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登山靴が合わず、趾骨に圧迫感があり、歩くのが辛かった。
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